と、言っても今はゆうちゃんという子が一人なので、その子をご紹介しますね。

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よろしくねっ!(#^.^#)
現在7歳になります。男の子です。
甘えっこです。
これから猫との生活を始めようと考えているあなた。
猫ちゃんを迎える準備は出来ていますか?
最初にどんなものを揃えて、最初にどう接すればいいのかという心の準備は出来ていますか?
猫ちゃんがお家に来てから、あっ、あれがない忘れた、これも足りないどうしよう・・となると猫ちゃんはそんな飼い主さんの様子を見て不安を感じてしまいます。
来たばかりのお家に飼い主さんが買い物で居なくなってしまうと、ねこちゃんの不安は更に大きくなり、キャリーバッグの中で緊張していると思います。
まずは飼い主さんが落ち着いて猫を迎えられる状態でいることが大事ですね。猫にとってお家は安心できる場所であるということが第一だと思います。

そのためにも猫ちゃんがお家に来る前にしっかり準備をしてお迎えしましょうね。
目次
【準備】最初に用意する物
これから迎える猫ちゃんが一匹であるという前提で用意する物の紹介をしたいと思います。
複数の子だと用意する数が変わってくる物もありますので、その辺は臨機応変に準備してくださいね。
準備用品リスト
- トイレ(砂やトイレシート)
- 爪とぎ
- キャリーバッグ
- キャットフード
- フード用容器
上記の5個は一番最初に揃える物です。
現在はそれぞれにたくさんの種類があり、選ぶのに迷ってしまうかもしれませんが、ここでは上記の商品の基本的な事をご紹介していきたいと思います。
トイレ
屋根(フードなし)のないトイレ
最もオーソドックスな箱型で、トイレの中に猫砂を入れて使用するタイプです。
猫は直接砂の上で排泄します。
使用後は自分の前脚を使っておしっこやウンチに砂をかけて臭いを消します。(ニオイを消すのは野生時の防衛本能からくる習性でしょうか?)
排せつ物は砂(固まる砂)によって固まり、それを専用のスコップで取り除き捨てます。
家の子の場合は朝・夕・寝る前の3回位は取り除いていますね。
家ではビニール袋に入れて捨てています。
また、この箱型タイプのトイレは、猫が砂を前から後ろへと掻いて排せつ物を隠す動作をするので、後ろへ掻いた際に砂が容器の外に飛び出てしまうことがあります。その点もお掃除が必要になります。
そのあと、両脚の裏にくっついた砂(粒が細かいので付きやすい)がそのままになっていて、歩き回るうちにお部屋の中に落とされることもよくあります。我が家もこのタイプを長年使っていますが、毎日部屋のあちこちで猫砂を発見してますよ。
このトイレのいい点は、猫の尿や便の状態が一目でわかる事と、トイレのしつけがしやすいことかと思います。
尿の量や便の色・硬さ・などで健康状態を把握しやすいので、その変化によって早期に対処が出来ます。
しつけの時は、屋根(フード)がない事で教えやすさがあります。
猫がトイレ行きたいサインを出したら、連れて行ってポンと砂の上に降ろしてあげやすいですし、しっかりと見届ける事が、オープンな分やりやすいと思います。
最近は半ドーム型(ハーフカバータイプ)で、後ろ半分だけ屋根(フード)が付いていて、砂の飛び散りを防ぐものが出ています。
二層式トイレ
システムトイレと言われるタイプです。

箱型は砂の上に直接排泄しますが、システムトイレは二層式になっていて、猫が直接乗るところに大きめの砂を敷いて、その上で排泄し、その砂を通して、下にあるトイレシートの上に落ちるという仕組みです。
ですから、砂で固まるという過程はなく、専用シートが吸収しますから、シートの取り換えも毎日ではなく、週に一度と謳っているものもあります。(ただ、便は砂の上にありますので、取り除かなくてはいけません)
お掃除が楽なのと箱型よりは消臭力があります。
このトイレに使用する砂は、あまり細かいと下に流れ落ちてしまうので、大きめの砂になりますね。
砂と言っても、チップだったり紙だったりと素材は様々です。
一粒が大きめなので猫によっては嫌がる子もいるようです。
飼い主さんの好みもあると思いますし、ニオイをとにかく抑えたい、お掃除が楽な方がいいわ、という方なら、システムタイプはいいかもしれませんね。
トイレのサイズ
トイレ容器のサイズは、猫の大きさに合わせるのがいいですが(通常猫の体長の1,5倍くらいがいいですね。)猫の成長は早いので最初から大きめサイズでもいいのではないかと、個人的には思っています。

子猫の時は一部分低くなっているものが入りやすいかなと思います。
完全なボックスタイプなら入る場所(猫がまたぐところ)に小さな台を置くというのもいいかと思います。その台に一度乗ってからトイレの中に入るという事で、小さな子猫には使いやすいかもしれませんね。(子猫は軽いのでティッシュボックスをひっくり返して使用してもいいかと思いますよ)
猫砂
猫の砂には 鉱物・木質チップ・シリカゲル・紙・おから と種類があります。
使用するトイレによって変わってきますが、固まり重視なら鉱物系を。
システムトイレなら粒が大きめのチップ等。(粒が細かいと砂の下に敷いてあるすのこから砂が零れ落ちてしまうため)

後処理がしやすいものとお考えならトイレに流せる紙系やおから等を。(同時に消臭効果もありますね)
消臭効果が一番とお考えの場合はシリカゲル等がいいと思います。
猫砂は消耗品なので購入回数が増えると思います。
価格の点も考慮が必要ですし、お家の広さなど設置する場所などを考えてトイレや猫砂を選ばれるといいと思います。
爪とぎ器
爪とぎはお家の家具や柱、押し入れの襖などを傷つけないために必要です。
種類としては、縦型・床置き型・キャットタワーに取り付けられているタイプ・ お家型(段ボールで組み立てて、その中で爪とぎが出来るようになっています。猫が遊びながら爪とぎが出来ます)・ドーム型等。
縦型は立てかけて使用します。

置き型は床に置いてその上に猫が上がって爪とぎします。
家は代々このタイプです。
キャットタワーに取り付けられているタイプは、タワーの柱の部分に縄が巻かれています。
段ボールハウスは組み立てて、中に猫が入り遊び感覚での爪とぎが出来そうです。
ドーム型(山型)になっているものは、これも遊びながらできますね。
ご紹介したのはほんの数タイプですが、形状も様々な物がたくさんあって、猫ちゃんの遊びながらの爪を研ぐ様子を想像しながら選ぶのも楽しいかと思います。
キャリーバッグ
キャリーバッグを使用するのは、お家からどこかへ出かける移動の時に使用します。
初めてお家に来るときもバッグに入れて連れて来ますね。

病院へ行くときにもキャリーバッグに入れた方がいいです。
抱っこだけだと、逃げてしまう事が考えられます。
ねこってパニックになりやすくて緊張すると思いがけない行動をとりますので、逃げたら探すのが大変です。
安全の為にもキャリーバッグは必要ですね。
キャットフード
迎える子が子猫なら子猫用のフードがありますし、子猫用のミルクも売ってます。(ペット用品を置いてあるスーパーならフードもあると思います)
フードは、カリカリ・ウェット・缶詰・半生タイプ等があります。また、年齢別にもなっていますし、総合栄養食と一般食、療法食と用途によっても分かれています。
『総合栄養食』
公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されているフード。
『一般食』
総合栄養食と一緒に与えた方がいいとされているフード。
子猫ならカリカリフードをぬるま湯で柔らかくして与えるのもいいですね。
ミルクは人間用(牛乳)だと猫に必要な栄養が得られないということで、専用の猫用ミルクがいいと思います。
お水でももちろんかまわないと思いますが、子猫のうちはミルクで栄養を摂る方法もいいかと思います。
(人間も赤ちゃんの内は母乳で栄養を摂りますからね。)
フードボール
フード用と水用が必要で、猫数によって用意する数も変わってきます。
容器の大きさですが、私の場合を紹介させていただくと、ねこの左右の髭が入る大きさ、というのにしています。
小さいと食べずらいですし、大きすぎても中のフードが猫の舌を使う食べ方によって、前後左右に動いてしまい食べにくそうでした。また、平らなお皿はフードが飛び出してしまってうちの子たちはだめでしたね。
今使っているのはおわん型の大きめのサイズです。
深さは猫の顔が入るくらいの物を使っています。
【心得】 猫が来た日
さぁ、いよいよ猫ちゃんのお迎えですね。(#^.^#)
まず、キャリーバッグに入ってやってくると思いますが、お家に着いたらすぐに抱き上げたりバッグから出してみたりということはしない方がいいですよ。
そうなんです。
猫はものすごく緊張しているんです。
ここはどこ? この人はだれ? ニオイがちがう・・だいじょうぶかなぁ・・・って感じで、緊張が高まっている時なんですね。
ですから、キャリーバッグの入り口を開けて後はそのままにしてあげてください。
その時キャリーバッグの少し手前に、フードとお水を用意しておくのもいいと思います。
飼い主さん側もジ~~ッと見ているというよりは、普段と変わらない行動をしていた方がいいと思いますよ。横目で猫ちゃんの様子を確認しながらですね。そのうちそ~っとバッグから出てきます。
抜き足差し足って感じで(#^.^#)
慣れてくるとお家の中を探検して歩きます。
そうしてここが安心できる場所だと少し安心するともう、大丈夫ですね。
様子を見て抱っこしても大丈夫かなと思ったら、抱き上げてみてください。その時は「大丈夫だよ、ここがお家だよ」って声を掛けてみることもいいですよね。
時間が掛かっても猫のペースで、好きなようにさせてあげるのがいいと思いますよ。
まとめ
初めて猫を飼う方の為に、まず準備する物と猫ちゃんがお家に来る一日目の迎え方をご紹介しました。
『事前に準備する物』
トイレ・砂・キャリーバッグ・キャットフード・フードボール
『初日の迎え方』
猫のペースに合わせる事。
多少時間が掛かっても、また、つい抱き上げたくなったり行動を誘導したくなったとしても、グッとこらえて猫ちゃんの好きなようにさせてあげましょう。
新しいお家が安心できる場所であることをじっくりと分かってもらいましょうね。
猫との暮らしは今まで気が付かなかった自分に出会えることがあります。
私の体験ですが、自分の中にこんな感情が生まれてくるんだ・・とか、こんな気持ちってあるんだなぁ・・とか、猫を通して見えてくる景色が確かにあって、それに気づかされることがありがたいなぁと思えましたね。
これから徐々にそんな経験をされていってほしいなぁと思います。
追記
猫ちゃんが来てからでも間に合うけど、必ず用意した方がいい物を書いておきます。
爪切り・ブラッシングコーム(くし)・猫じゃらし棒・首輪 ・猫用ベッド(これは必要だと感じた時)
最後まで読んでいただきありがとうございました。