こんにちは!norikoです。今回は良く知られている散文詩の虹の橋「第1部」について書きたいと思います。
よく目にするのは死んだペットが虹の橋を渡った。
という言葉です。
私もずっと死んですぐに渡るのだと思っていましたが、よく読むと少し違っていることに気づきました。
虹の橋 第一部
「虹の橋」第一部(Rainbow Bridge)
天国のほんの少し手前に
「虹の橋」と
呼ばれる場所があります
この地上にいる間
誰かと愛し合っていた動物たちは
みんな死ぬとその橋の
麓へと行くのです
そこには草地や丘があり
彼らはみんなで走り廻って遊びます
食べ物もお水もたっぷりあって
お日様の光が降り注ぎ
みんな暖かくて幸せなのです
病気だった子も年老いていた子も
元気を取り戻し
傷ついていたり不自由な身体に
なっていた子も
みんな元の身体を取り戻すのです
まるで 過ぎた日の夢のように
みんな幸せで満ち足りでいるけれど
たったひとつだけ不満があります
それは自分にとっての特別な
誰かさん
地上に残してきてしまった
誰かさんが
ここにいない寂しさのこと・・・
動物たちはみんな一緒に走り廻って遊んでいます
でもある日
その中の一頭が突然立ち止まり
遠くを見つめました
その瞳はきらきらと輝き
身体は喜びに震え始めています
突然その子はみんなから離れ
緑の草の上を走り始めました
速く
それは速く
飛ぶように
あなたを見つけたのです
あなたとあなたの友は
再会の喜びに固く抱き合います
そして
もう二度と離れることはないのです
幸福のキスがあなたの顔に降り注ぎ
あなたの両手は愛する友を
優しく愛撫します
そしてあなたは
信頼にあふれる友の瞳を
もう一度覗き込むのです
あなたの人生から長い間
失われていたけれど
その心からは
一日も消えたことがなかった
その瞳を
それから あなたたちは一緒に
「虹の橋」を
渡って行くのです・・・
私はこれまで死を向かえた子達は「虹の橋」
を渡りその先にある天国へと行くのだと思っていました。
ですが、この詩では天国の少し手前にある虹の橋の「麓」へ行くとあります。
そこで地上に残してきてしまった特別な誰かさんを待ち、やがて時が来て出会い共に「虹の橋」を渡るとなっています。
もしかしたら長い時間その麓で過ごすのかもしれません。
ですが、きっとそこにはその時間を感じさせない程の安らぎと優しさと、春のような陽射しが 先に行ったあの子達を包み込んでくれていると、そう思います。
「虹の橋」第二部https://noriko-05.com/nijinohashi2/
「虹の橋」第三部https://noriko-05.com/rainbow-bridge/
まとめ
ペットの寿命は長くなってはいますが、やはり人間の1/4程の長さですよね。
見送るのはとても辛いけれど、飼い主としては順番を間違えないという事の大切な役割を果たすことにもなると思っています。
飼い主がいなくなる寂しさや心細さをかわいい子達には味あわせたくないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。