猫と暮らす者として、猫は自分にとって子供の様な存在になってきます。
猫の知能は人間に例えると、3歳児とも5歳児とも言われますが、飼主側にとっても猫ちゃんはいくつになっても、いつまでも幼稚園児のような、赤ちゃんのような・・そんな感覚は抜けないかもしれませんね。
飼い主にとってそんな子供同然の猫ちゃんですが、では、猫ちゃんから見て飼い主さんはどのような存在で、どんな風に捉えているのでしょうか?
猫ちゃんのホントのところの気持ちとは・・・・?
管理人noriko”]こんにちは✋norikoです。今回は猫ちゃんは飼い主さんをどんな風に思っているのかな?というお話です。長年猫と暮らしていますが、これまであまり考えてこなかった事ですが、ネットのある記事に目が留まり、面白いなと感じたのでご紹介したいと思います。
目次
猫から見た飼い主は「大きな猫」?
英国の動物学者・ブリストル大学人間動物関係学研究所元所長 ジョン・ブラッドショー博士は家畜研究の専門家としての一方、自らも犬猫を飼い、行動心理や人間との関係を研究されていました。
そのブラッドショー博士が猫を研究した結果によると、猫にとっての飼い主さんは
「大きな猫 でも敵じゃない」
・・・私たちはそんな風に思われているというのです。
それは猫ちゃんのよくある行動からも見えるもので、例えば、フミフミや足にスリスリする動作は、母猫に対する甘えや母乳を求める意味ですよね。
喉をゴロゴロ鳴らすのも人間だからではなく、「大きな敵意の無い猫」として見ているから、安心してるという事になるのかな。
猫同士を見ていると、確かに同居の猫にフミフミしたり、じゃれている時にゴロゴロ鳴らしたり、猫同士スリスリとしたり、という仕草を見かけますよね。
これを飼い主さんにも同じように行っているという事なんですね 。
つまり、そこにいるのは、
「敵意はない大きな猫」だから。
その「無駄に大きくなった敵意の無い猫」に親愛なる気持ちを表現しているのだそうです。
犬との違い
猫は、猫同士でも飼い主さんにでも同じように接します。(猫だと思っているようなので)
でも、犬は人間社会に置いて支持に従う人と、そうでない人がいますね。
元々群れでの生活をしていた犬には、リーダーがいて強いリーダーに従うという習性があります。
ですから、家族の中でも全然言う事を聞いてくれないという話を聞きますが、その場合は、その人に対して犬は自分より下だと思っているんでしょうね。
猫は縦の関係は作らない。
犬は縦の関係が必要である。
外に出る事が必要な犬ですから、飼い主さんの支持がないと周りに迷惑を掛けてしまう事にもなりかねないので、しつけは重要です。
その意味でも縦の関係を築かなければいけませんね。
犬は飼い主さんを自分とは違う動物という認識を持っているようです。
でも「大きな犬」だとは思っていないのですね。(^^ゞ
NATIONAL GEOGRAPHIC ネコは飼い主をネコと思っている?
前述しましたジョン・ブラッドショー博士へのインタビュー記事の一部をご紹介します。
◆ネコはイヌと同じように“人間をとらえて”いないと結論づけた理由は何ですか?
イヌと人間の関係については多くの研究がなされています。そして、イヌは人間に対し、自分たちとは異なる存在ととらえていることが明らかになっています。イヌは人間を見ると態度を変えます。イヌと人間、イヌ同士では全く遊び方が違います。
一方、ネコと人間の関係では、人間を異なる存在ととらえていることを示唆する行動はまだ見つかっていません。人間が自分たちより大きいことははっきりわかっているようですが、社会的行動を大きく変えているようには見えません。尻尾を立てる、脚にまとわり付く、隣に座る、体をなめるといった行動は、ネコ同士で行っていることと全く同じです。
引用元https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141215/428394/
まとめ
猫にとって私たち飼い主は「大きな猫」だそうです。
なるほど、そうかもと思い当たる気もしないでもないですが・・・
猫ちゃんにとって「大きな猫」でも「敵じゃない」と感じてくれる事が大事かな😄と、そう思います。
でも、私からすると猫ちゃん達はかわいい「子供」ですね(*^^*)
最後まで読んでいただきありがとうございました。