ねこのヒゲは大事なセンサー

norikoさん
こんにちは norikoです。
ねこちゃんのヒゲってあるのが当たり前で、なぜついているのかとか、どんな意味や必要性があるのか? なんて考えた事ありますか?
山田さん
ねこのヒゲの事なんて考えたこともないわねぇ。なにか理由があるの?
ねこのヒゲはなにげなく付いているものではなくて、ねこちゃんにとってはとても大事な意味をもつものなんですよ。

ねこのヒゲって口元だけ?

ねこの顔を書いてください。と言われると大抵の人は口元の辺りにヒゲチャチャッと書きますよね。
左右に3~5本くらいでしょうか。
その他の場所にヒゲを書き入れる事ってあまりないと思いますが。

山田さん
そうねぇ。私もそんな感じで書くわね。うんうん。

実は、ねこのヒゲは 顔に4ヵ所あごの下に1ヵ所 前脚にも1ヵ所あるんですよ。

 

norikoさん
ヘタな絵でスミマセン。ねこちゃんの顔にはこれだけのヒゲが生えているんですね。 

前脚にもヒゲがありますよ。
少し見えづらいかもしれませんが、大体この辺りに数本生えています。

 

ヒゲの意味と役割

眉上毛 目の上にあって目を守ります。
頬骨毛 頬の下あたりに2本位生えています。
上唇毛 一番ヒゲが密集しているところです。
口角毛 上唇毛の少し上に生えています。うちの子には無かったです。
下唇毛 あごの下に3,4本あります。

猫のヒゲヒゲと言ってますが、正確にはヒゲをまとめて「触毛」と呼ばれています。
その字の通りにねこの動きはこのヒゲが空気の変化・湿度、振動などに触れる事によって生活の中での行動に繋がっていくのですね。

顔や肢に生えているヒゲは猫の行動を自由にそして、安全にする働きがあるんです。

 なぜ、触れると分かるのか?

これは、ねこのヒゲはかなり深く皮膚の下に埋まっているんですね。
それは神経により近いという事でもあります。
ヒゲの根本は袋のようになっていて、ひげ袋)そこには血液が溜まっているのです。
そして、たくさんの神経が集まっているのでとても敏感なわけですが、ヒゲが感じ取る空気の違いや、振動などがその神経に伝わり、ねこの行動が決まってくるのです。
まさしく猫のヒゲはセンサーなのです。

ひげ袋=正式にはウィスカーパッドといいます。
ウィスカー(ヒゲ) パッド(詰め物等)で、ヒゲが詰まっている場所という意味です。

ねこの行動と言うのは?

山田さん
まぁ!そんなことになってるの!じゃぁ、ヒゲがなかったらどうなるの? 

猫のヒゲがもしなければ、ねこちゃんの動きはとても不自由になると思います。
人間は「目で」物の幅や、高さ等判断して行動しますが、その「目」の役割がねこちゃんにとっては「ヒゲ」なんですね。

例えば、狭い場所に入る時には私たちなら、目でその幅を確認できるので、自分の体が通るか通らないか、それはどんな高さでどんな形なのかは分かります。
猫はそれをヒゲで感知して通れるのかどうかや高さなどを判断します。

また、空気の流れもそのヒゲが感知しますので、何かが動くと空気も動くのでそこに獲物でもいたら捕獲体制に入るでしょうね。
前脚にあるヒゲ(触毛)はこのように獲物を捕まえ、その獲物がまだ生きているかを感知します。そうして生きていると察知すると息の根を止めにかかるのです。

暗闇でもねこは大変活発に動き回りますけど、あの動きもヒゲがそこにある物の高さや、幅を感知しているのでぶつかったりせずに自由に行動できるのですね。

家の猫たちを見ていると、鉢植えの花を並べている場所でも、器用にその鉢に触れることなく、また、倒すこともなく歩いていましたね。
お人形などを並べている場所でも、細い空間をしなやかに通っていました。

山田さん
そういえば、花壇の花を踏まずに歩いている猫を見たことがあったわね。ヒゲのおかげなのね。 

ねこのヒゲはそうやって、障害物を察したり、自分の体のバランスを上手に保ったりと、その役割は私たちが思っている以上に大切で大事なものなんです。

絶対に切ってはいけない猫のヒゲ

ねこにとってヒゲは人間で言う「目」と同じです。
その役割が同じであるヒゲを切るなどという事は絶対にしてはいけません!

それは、猫の自由を奪うという事だけではなく、病気を併発する可能性も出てきます。
ヒゲを無くしたねこはそれだけで動くことが怖くなるだろうと思います。
動けなくなり、恐怖や不安を覚え、うずくまり、怯えて、平衡感覚も失い、障害物を避けることが難しくなり、そんな日々の中でセンサーを失うと暗闇の中にいるのと変わらないように思います。
人間が故意にねこの自由を奪うなど決してしてはいけないのです。

 ●自然に抜け落ちたヒゲは?

私もよく猫たちの抜け落ちたヒゲを見つけましたよ。
普通の体毛よりは太くてしっかりしているので、お掃除中やなにげなく下を見た時にも目に付くんです。

ヒゲは生え変わるので自然に抜けているものは問題なく、私はお守り代わりに袋に入れています。

もしも猫のヒゲが短く切れているという状態の時は病気を疑った方がいいかもしれません。
家の子のたくちゃんは、猫エイズを発症したのですが、その時やけにヒゲが短く切れていて、それが一本や二本ではなく、ブツッと半分くらいの長さになって何本も切れていました。
病気のサインであったと思います。

もしもねこちゃんのヒゲが不自然に短いなぁと思ったら病院で診てもらって下さいね。

家の猫たちの抜けたヒゲです

ヒゲはねこの感情を表す

ねこには感情を表現するのに、しっぽ・耳・鳴き方などありますが、ヒゲもそのうちのひとつです。

ヒゲがダラ~ンと下がっている

「退屈だなぁ」「暇だなぁ」

ヒゲが伸びている

「うれしいよ」「誉められちゃった」 ウキウキ!

ヒゲが前の方に出ている

「面白くないなぁ」「機嫌悪い」「イライラするぞ」

ヒゲが顔にくっついている

「怖い」「怖くて緊張する」「驚いた!」

ヒゲがほっぺに向いている

「お腹いっぱい」「いう事なし」

ヒゲをイッパイいっぱいに広げている

「緊張しながら、なにかあるんじゃないかと探っている」

 

まとめ

猫のヒゲはとっても大事な役割があります。
平衡感覚を保つ、物の幅を測る、空気や湿度など変化を感知する。

自由に歩き走り回る事が出来るのは、大事なヒゲがちゃんとその役割を果たしているからです。
ねこにとってヒゲは道先案内であり、感情表現をするものでもありと、自分を守るために大切なものです。

絶対に切ってはいけません!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。