猫と遊ぶ時間 どれくらいがいい?その理由は?

noriko
noriko

こんにちはnorikoです。

ねこちゃんとの生活の中では、必ずと言ってもいいほど一緒に遊ぶという時間を作らされますね。


ぐれちゃん
ぐれちゃん

ちょ~っと待った! 作らされるって事はないと思いま~す

作って貰っているでした。

微妙な違いがあるようですが、ねこちゃんはふれあいの時間を作ってくれている(?)のかもしれませんね。

一日の中で確かにこの遊びの時間は飼い主さんとしても楽しいし、ねこちゃんが喜んでいる姿はかわいいし嬉しいものです。

でも、気にかかるのはその時間ですね。
一体どれくらいの時間遊んであげるのがいいのか?
飽きるまでがいいのか?ほどほどがいいのか?遊び足りなくて猫はストレスを感じたりしないのか? 気になりますね。

あんまり気にならないけど・・・

目次

ねこはどうして遊ぶの?

ねこちゃんでも遊ぶ時期というのはあって、子猫の時が多分猫人生?で一番活動的なのではないかと思います。

特にその時期は一人で勝手に転がったり、飛んだり跳ねたりしています。
なんでもおもちゃに出来ちゃうし、遊び道具がなくてもどこかから見つけてきては必死になって遊んでいるものですね。

年齢と共に徐々に遊ぶ回数も時間も短くなっていきますが、これは人間も同じですね。

子猫の時期というのは、初めて目にするものが多く好奇心旺盛体力的にも有り余るくらいのエネルギーがあるので、ジッとしていられないという状態だと思います。

だからフットワークも軽くなるし、遊んでいる対象物が野生の本能からくる狩りの状態に近くなり、抱えては蹴ったり飛ばして弄んだりという様子が、遊びになっているのではないのかなと思います

大好きねこじゃらし

ねこちゃんからすれば、遊びではなく狩りをしている感覚なのかもしれません。


私たち人間から見ると、猫じゃらしで遊んでいるなと思うけど、本人たちはそれが獲物の尻尾に思えて、「よ~し、捕まえてやるぞぉ」と思っているのかもしれません。


例えばネズミのおもちゃなどは獲物そのものに見えますから、もはやそれは遊びではなく完全に「食べてやる!」という感覚でおしりを振ってぇ、狙いを定めてぇ、今だ!って感じて前肢でがっちり捕まえて、口にくわえる。

そうしながら今度は寝転んで後ろ足で引っ掻くように蹴って蹴って蹴りまくる。

ネズミのおもちゃがかわいそうになるくらいの本気モードです。

そんな様子から「遊び」と思っているのは人間の方で、ねこちゃんにしたら「狩り」かもしれませんよ。

でも、食べられない事はなんとなくわかっているようなので、狩をしているつもりになっている、というところでしょうか。

一日に何分位遊んであげるといいの?

日中お家に一人でいる猫ちゃんなら、飼い主さんが帰宅して遊んでくれるのをかなり待っていると思います。
ねこちゃんは「遊んで~」というサインをしっかり出しますので、そんな様子を見たら遊んであげてほしいですね。

遊んでのサイン 例えば、飼い主さんの周りをウロウロしたり、(この場合ご飯食べたいよとか、甘えたいというサインでもありますが)
お気に入りのおもちゃを口にくわえて持って来て飼い主さんの前でポトリと落とす。 口をすぼめて鳴いたり肩の上に乗ったり、なにかと邪魔をしたりする。

でもあまり猫ちゃんの要求に応えすぎのもよくありません。
逆にストレスを呼び込むことになっていきますので、ほどほどで終わらせてくださいね。

集中してます

遊ぶ時間としては、大体10分~20分位が適当かな思います。

その位の時間が猫の体力的にも丁度よくて、飼い主さん側も疲れないというか飽きない時間だと思いますよ。

喜んでいるから出来るだけ遊んであげたいと思い、時間が長くなると徐々に猫は呼吸が早くなり、鼻息も荒くなり、確実に疲れていてその場にペタンと座り込みお腹の上下運動が激しくなってきます。

夢中になって飛んだり跳ねたり追いかけたりを繰り返しますので、体力は見た目以上に消耗していると思います。

それでも自分から止めようとしないのが、子猫の時期なんですね。
もっともっと遊んでくれると期待感ばかりが大きくなるんです。

そうなった時には興奮状態でありその後のねこちゃんの睡眠にも障害が及んできます。

また、心臓も激しい動きが長く続くと負担が掛かり、健康面にも心配が及んできますね。
興奮しすぎると眠れなくなるのは人間も同じかもしれませんね。

ねこちゃんは習慣で動きますから、遊ぶ時間を決めて繰り返しているとそれに慣れて来ますから、時間で飼い主さんが遊びを「終∼了!」としても猫ちゃんは「あっ、そうなんだ」となってその後は一人で狩りの練習を始めますのでその様な習慣を付けていくといいと思います。

ハンターモード

どんなおもちゃがいいの?

今たくさんのおもちゃがありますね。
動く獲物タイプとか、キラキラの猫じゃらし棒・一人で遊べる蛇腹式のトンネルとか、くるくる回るねずみのおもちゃとか・・・いろいろあります。

もっともオーソドックスでいてどのねこちゃんも喜ぶのは、やはり猫じゃらし棒ですね。
手軽でサッと遊べるのがいいです。
うちの子たちはみんな好きでしたね。
あとは、ひも状のものならなんでも喜んで遊びました。

例えば、毛糸・ビニールひも・荷物をまとめる結束バンド・ベルト・メジャーなど、チョッと振ってやると必ずと言っていいほどおしりを振って飛びついてきましたよ。

ねこちゃんによって好みは異なると思いますが、お店で「これがいいかなぁ・・」とか「これ、喜ぶかな」とか思いながらおもちゃを選ぶのは楽しい瞬間です。ぜひ楽しんでほしいなと思います。

おもちゃ選びでの注意点

おもちゃを選ぶときに気に留めてほしいなと思う事があります。
夢中になって遊ぶので、誤って口に入ってしまう物があります。

そのような物が付いているおもちゃは取り付けがしっかりしているかどうかの確認はしてみてくださいね。

誤飲してしまうと、窒息、消化器官や内臓など傷つける事がありますので十分思慮が必要と思います。

注意する物

(音に反応する猫なので意外と多い)
羽根状でちぎれやすい物・獲物の尻尾等(意外とちぎれるし、猫が引きちぎってしまう)
ビー玉のようにコロコロと動くもの
ボタンが付いている獲物タイプ
● お手玉のような柔らかいタイプで中が小豆やプラスチックの粒粒が入ってい  るもの(後ろ足で引っ掻くのですぐに袋が破れて中の物が飛び出してくる)

猫じゃらし棒はとにかくねこが捕まえると舐めますので、汚れが早いです。
そのまま使用しないで新しいものに取り換えた方がいいと思います。

口の中に入れたりなめたりするので清潔な物を用意してほしいです。
安い時に数本まとめ買いをしておくといいかもしれません。

あとは、遊びに夢中になっていてその場にあるものを口にしてしまう事があります。
輪ゴム・ボタン・ビニールの紐・針・画鋲

こちらが予想をしない事が起きるのが遊びに夢中になっている時の猫です。
興奮している事が多い瞬間なので充分気を付けてあげてくださいね。

もしも誤飲してしまったと分かった時はすぐに吐き出させることも間違いではないのですが、途中で引っかかったりする物もありますのでまずは病院へ連れて行ってほしいです。

行くぞ 行くぞ~

おもちゃでの遊び方

猫じゃらし棒の場合は、空中で左右に振ったりま~るく円を描くように動かすと、下でその棒の先を目で追いますのでしばらく続けてみていいですよ。

徐々に集中がマックスになってきます。
そのうちに猫じゃらし棒に飛びついてジャンプしてきます。
ジャンプを始めたら左右に大きく移動させます。
上下を合わせてゆっくり目に動かすと、連続ジャンプをします。

この時あまり興奮しないようにほどほどの回数にした方がいいですね。

もうひとつは、猫じゃらし棒を動物の尻尾のように動かすやり方です。
床を這うように左右に動かしたり、蛇の様な動きに見せかけたりすると、おしりをふりふり飛びかかって捕まえようとします。

この時の顔はかわいいですよ。

目が真ん丸になってその集中力がすごくて必死の表情がとてもかわいいです。

他のおもちゃも飼い主さんの遊び方で猫が乗ってきたり、意外とあっちむいたりしますので、工夫しながら遊びだと思うねこちゃんの狩りをしているつもりの時間を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。

家の猫たちの遊び方ひとつご紹介しますね。
広げた新聞紙の中に猫じゃらし棒を忍ばせます。

どこから出て来るのか分からない様にして、動かします。
ガサガサと新聞紙の音が鳴ります。

その音に猫たちは反応して、どこから聞こえるのか耳や目を新聞紙に集中させています。その時猫の位置から遠い所で、猫じゃらしの先を動かしながら新聞紙の下からヒョコッと出します。

すると、猫たちは一斉に新聞紙の上から猫じゃらし棒を掴もうとします。その瞬間サッと棒を引きます
猫は「アレッ?どこ行った?」って感じで探します。
その時また、今度は違う場所から棒を出します

振り返った猫は棒を捕まえようとガサッと新聞紙の音と共に前脚を出します。またすぐにつかまらないように、棒を新聞紙の中に隠します。

それを繰り返していると、ねこも頭を使ってくるので新聞紙そのものを引っ掻きだします。
ボロボロになったら、はい。しゅう~りょう~!
 
 
ガサガサの音が大好きです

こんな風に遊んでいました。


まとめ

ねこと飼い主さんの楽しいひと時が遊ぶ時間ですね。

兄弟猫や同居の年の近い猫がいる場合は、猫同士で遊ぶものですが、一人っ子の猫だと飼い主さんや、そのご家族しかいなのでどうしても遊んでほしいとねだります。

一日10分~20分位と決めてその時間は精いっぱい遊んでみて下さい。

ねこと飼い主さんの絆や信頼関係が出来ますし、猫にとっても適度な運動は必要ですからね。
ねこちゃんがもっと遊んでとせがんでも、決まった時間が過ぎたらなるべく要求には答えない方がねこの為でもあります。

「こうすれば、あそんでくれるんだ」と学習させることはよろしくありません。

ダメなものはダメだよっとはっきりと示すのは大事な事です。

それによって猫は必要以上の興奮状態を覚えずに、穏やかにいられますのでぜひそう接してほしいと思います。

ねこは年齢と共に遊ばなくなっていきます。
どんなに遊んであげようかなと思っても、誘いには乗ってこなくなります。
そんな時はそのままにしてあげてくださいね。

ねこちゃんと遊ぶ時間はあっという間に過ぎ去るものです。

この時間をどうか楽しんでみて下さいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


ABOUTこの記事をかいた人

猫のいる風景が大好きなnorikoです。 猫大好きですが現在はみんな天国へ逝ってしまったのでぬいぐるみの猫ちゃん達と暮らしています。