こんにちは。norikoです。
今日私は、ある動画を見てしまいました。
見てしまった・・というのは、辛すぎるからです。
見なければよかったと本気で思いました。
Twitterでの動画でしたが、英文だったのでちゃんと読まずに動画を開いてしまいました。
そこで行われていた行為をすぐには理解できずに、なんだろうという気持ちでもう一度、確認したのです。
そして、ようやく私はそれがなんの現場なのか分かりました。
脚を縛られて、自由を奪われて、そして、人間の手によって、その毛をむしり取られている、白いウサギの姿でした。
どんどん、皮膚が大きく広がっていく、その無造作な人間の手にウサギの毛が絡まっていくのです!
こころの底から泣き叫ぶウサギの声が、今でも耳を離れません。
私は体の底から湧き出る怒りで、震えてきました。
どうしようもなく、怒りがこみ上げできました。
やめてと叫ぶよりも、恐ろしさと、平然とその手を止めずにやり続ける人に強い怒りだけ感じました。
やりきれない気持ちが広がりました。
知らなければよかった、見なければよかったと思ったのも本当です。
あまりにも辛すぎで、現実とは思いたくなかった。
私は、その後、外へ行きました。
そんな状態の時でも出かけなければならないのが、救いなのか、なんなのか分からず、家を出ました。
歩きながらも気持ちが重くて、あの鳴き声があまりにも辛くて、どうしていいのか分かりませんでした。
こんなに足取りが重いという経験は・・あっただろうか・・そんな事思いながらいました。
用事が済んで家に戻ったら、家の猫のゆうちゃんが座っている私の膝の上に乗ってきました。
私は、頭をなでて、背中をなでて、ゆうちゃんの好きな顔をなでて、そして、抱きしめました。
小さくて、やわらかくて、あったかい。
涙があふれてきた・・
涙が止まらなかった・・
動画のあの子が、かわいそうでしかたなかった。
本当にかわいそうで、かわいそうで、しかたなかった。
なぜ、あんな目に遭わなければならないのか、怒りと共に哀れでならなかった。
人間の欲望が生んだ、間違いのない犠牲。
毛皮を身に付ける人には、一度あの画像を見せるべきだと思った。
それでも、あなたは毛皮がほしいですかと問いたい。
この地球で生きているのは、人間だけですか?
生きていていいのは、人間だけなのですか?
動物たちの泣き叫ぶ声、痛み、苦しみはなんの意味もないのですか?
私は、最初に見なければよかったと言いました。
それは辛すぎて、受け入れる強さがなかった。
それを抱えるにはあまりにも辛すぎた。
でもこれは、現実に起きている事には間違いのない事実です。
どんなに目を伏せても、耳を塞いでも、行われているのは事実なのです。
やはり、人間が始めた事は、人間が終わらせなければならない。
人間の自由に命を扱うなど、やってはいけない事なんだとまた気持ちを新たに感じました。
見ないで済むならその方がいいのでしょうか?
知らなければそれで、いいのでしょうか。
答えは、わかりません。
でも、私は、あの子の鳴き声を忘れられない。
あんなに辛そうな鳴き声を、忘れられない。
最後まで読んでいただきありがとうございました。