猫の”よだれ”は病気のサイン? 考えられる病気とは

猫がよだれを流しながら歩いていたり、食欲がなく、元気がなくなったりしたことはありませんか?
それはきっと、何かの病気を現しているのかもしれません。
そのよだれ(唾液)の原因を探ってみたいと思います。

🐈

norikoさん
こんにちは。norikoです。

 

ゆうちゃんです。 今年8歳になります。

家の猫のゆうちゃんは、昨年の12月6日以来よだれを出しながら歩くようになって、病院で診てもらったのですが、ひどく暴れて先生にお口の中を見せる事が出来なくて、とりあえず感触として歯がグラついているのかもしれないと言われ、しばらく様子を見る事になりました。

ゆうちゃんは行きのタクシーの中でも、ものすごく大きな声で鳴き続け、病院についても力強く反発して、一旦麻酔を打って口の中を診ましょうかと先生がおっしゃったのですが、危険が伴うという事でそれは止めて、皮下注射となにか、もう一本注射をして帰って来ました。(^-^;

🐈

よだれ(唾液)が出る原因と症状

普通猫はそんなによだれを出して歩いているという姿は見ませんよね。
寝ている時に、よだれが出たんだなぁという痕跡が見つかったりはしますが、起きている時には大体、口を閉じて動いていると思います。

ですから、口が閉じていない、よだれが止まらない。などという場合はなんらかの病気が潜んでいると思います。

その原因の一番にあげらるのが、口腔内疾患です。

主な口腔内疾患

● 口内炎 口の中の細菌やウィルス、免疫低下による異常などが原因

● 歯周病 歯垢・歯石の付着、虫歯の放置などが原因

● 虫歯  日頃の手入れ不足、柔らかいフードが原因の場合も。

● 腫瘍  扁平上皮がん・歯肉腫・線維肉腫・悪性黒色腫が原因も。

このような原因が考えられます。

その症状としては以下のように現れます。

主な症状● 口内炎  痛みが出るため、食餌が取れなくなる。口からのニオイが出る。よだれが出る。

● 歯周病・虫歯  歯茎が腫れる、出血する、口臭がきつくなる。歯がグラつくために食餌が取りにくい。主にカリカリなど。

● 腫瘍  口が閉じられないために、よだれが多く出てくる。口臭がする。

この他に、刺激物を口にしてしまったためによだれが出る事もあります。
その場合、口の中を気にする仕草があります。
前脚で口の周りを何度も触ります
そして、顔を激しく振って、よだれが周りに飛び散ったりします。

この刺激物が原因の場合は、大抵時間が経てば元に戻りますが、摂取した物によっては中毒を起こす場合がありますので、周りに猫にとって毒になるようなものは置かないようにしたほうがいいですね。

猫にとっての害になる物

たまねぎ・長ネギ・チョコレート・ココア・ユリ・ポインセチア・シクラメン等。

口内炎について

私も時々口内炎になるのですが、そんな時は風邪をひいているとか、疲れが取れない時など、体力が落ちている場合が多いですね。

猫も免疫が低下している時などに、口内炎を起こしている場合があるようです。
免疫力が低下していると、ウィルスに感染しやすくなるため、症状のひとつとして口内炎があげられます。

また、猫免疫不全症候群(猫エイズ)や猫白血病などに感染している場合でも、免疫力が低下していると口内炎の症状が表れます。

いずれのばあいも、よだれが症状として見られます。

 

腫瘍について

腫瘍の種類としては、扁平上皮癌悪性黒色腫(メラノーマ)・歯肉腫 などが挙げられます。

扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)

皮膚や粘膜を作る扁平上皮細胞が癌化したもの。 耳の周り・顔面・瞼・口腔内・鼻などに出来る。

上皮という名の通り、皮膚の上部を占めているのが、扁平上皮細胞です。

しこりではなくただれや潰瘍として現れます。

悪性黒色腫(メラノーマ)

メラニン色素を生み出す細胞をメラニン細胞といいますが、その細胞が腫瘍化した状態。

メラニン細胞は粘膜(眼の虹彩)や皮膚の表面などにみられます。
口腔・目・手足・指などに発生します。

歯肉腫

歯を支えている靭帯から発生します。
主に犬に多く、猫では稀です。

歯肉が腫れて盛り上がった状態になります。
食餌がうまくできなくて、よだれが出ます。

 

これらの腫瘍の原因はどれも不明であるというのが現状です。

それぞれの治療法とは

 

病名 治療法
口内炎 痛みを抑えるステロイド剤・消炎鎮痛剤・免疫抑制剤の投与等。
歯周病 歯石の除去・虫歯がグラついていたら抜歯(共に全身麻酔)
腫瘍 扁平上皮癌・悪性黒色腫・歯肉腫 いずれも外科手術で患部の除去。放射線治療もある。

口の中なので、食餌が獲りにくくなるため食道・胃ろうチューブで胃の中に栄養を入れるようにする。

どれを見ても、猫ちゃんへの負担は大きいようですね。

 

予防法

口内炎は、その元になる疾患のウィルスへのワクチン接種があります。
ただ、ウィルスにも種類があるので、獣医さんとの相談の上での決定になります。

また、免疫力をアップさせるためのサプリメントの使用もありますね。
キノコ類の、アガリクス・ハナビラタケ。
冬虫夏草・霊芝エキス等、漢方のサプリが多数販売されています。
獣医さんと相談しながらが安心だと思います。

腫瘍が原因の場合は、原因が解明されていないので予防もこれといったものがないのが現状ですが、口の中なので、日ごろの歯のお手入れの中で観察をしていくという方法はあるかと思いますね。

口の中は猫ちゃんはなかなかおとなしく見させてはくれませんが、なんとか習慣を付けて歯磨きを出来るようにすることが、一番の早期発見につながるのだろうなぁと実感しています。

私は嫌がるとすぐにやめてしまうので、後悔しています。(^-^;

歯磨きもシート状になって、指に巻き付けて使用する物や、液体歯磨きなどありますからね。子猫の時からの習慣が、ねこちゃんにも負担を少なくするのでいいと思います。

 

まとめ

よだれを出す原因も決して見逃せないものばかりでしたね。
猫ちゃんは、体に異変があるとなにかしらの症状を見せているので、それを見逃さないのが、私たち飼い主の責任ですね。(^-^;

そしてやはり、病気に関してはどれも早期発見と、予防。

これですね。

ちなみに、家のゆうちゃんのよだれの原因は、口内炎でした。
今は、薬の投与で、食欲は戻ってきています。

気を付けてあげなければいけませんね。(^^ゞ

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。