『いのちの花プロジェクト』を忘れないために、今、見つめ直す現実とは。

「いのちの花プロジェクト」。一度は聞いた事があると思います。
犬や猫たちを家族として日々暮らしている方たちなら、この活動を知った時心の痛みをきっと、感じたと思います。

そして、この活動の報道を通して、改めて残酷な現実に、怒りと共に、溢れる感情がきっとあっただろうと思います。

私も憤りと共に涙が止まらなかったことを覚えています。

あれから、6年の歳月が流れました。
日々の生活に追われ、いつしかこの活動があったことも忘れてしまうようになりました。

こうして、時間に流されて忘れられてしまう事が、本当は一番罪なのかもしれない・・・と感じるようになりました。

今回改めて、この活動に目を向けたのは、もう一度見て見よう! 感じてみよう! 考えてみよう! という思いに駆られたからです。

動物たちの「殺処分」について。

目を背けてはいけない、すぐそこにある現実。
私たちの傍らでかわいらしく過ごしている子と、同じ「命」。
この世に生まれた、ひとつひとつの「命」。

「いのち」・・たった3文字。

でも、かけがえのない大切な3文字。
一度失うと、2度と還らない。重い言葉。

これを簡単に手放し、簡単に奪ってしまう。

そうして、忘れられてゆく悲しい現実。

でも、私たちには、思いだす事や、振り返る事が出来る心があると思います。
昨日まで忘れていたことも、何かを目にすることで、何かを耳にすることで、また見つめなおす事や、考えてみるという時間が作れます。

それがとても大事な事だと思っています。

そこに、何かを感じ、ふと足を止める。そこに大事なメッセージを受け取る瞬間があるのではないかと思います。

そうして、少しでも何かを感じ取ったら、もう一度、記憶の扉を開いて、その何かを探ってほしいと思います。

何も出来なくてもいい。
そこに辿り着いて、その目で見て、その心で感じた「何か」を記憶に残してくれることが、多分忘れられた「命」への思いに繋がれば・・・

 

いのちの花プロジェクトとは

命の花

青森県立三本木農業高等学校
「命の花プロジェクト」は、「青森県の動物の殺処分ゼロ社会の実現」のために、平成24年度から青森県立三本木農業高等学校動物科学科愛玩動物研究室がはじめた活動です。
青森県では、年間2,000頭以上の犬や猫の殺処分が行われています。生徒たちは殺処分の現状を知るため処理施設のある青森県動物愛護センターを見学しました。処理施設には殺処分された動物たちの骨が入った袋がたくさん積まれ、事業系廃棄物としてゴミと同様に処分され、土に還ることさえできない現実に生徒たちは大きなショックを受けました。
そこで、「高校生として命と真正面から向き合いたい」という強い想いから「命の花プロジェクト」活動にたどりつきました。これは殺処分された犬や猫の骨を砕き、土に混ぜ、花を育てる活動です。殺処分された犬や猫たちの「もっと長く生きたかった」という思いを花に命を与えることで遂げてほしい、この活動を通じて「命の尊さ」と「青森県の殺処分の現状」を訴えたいと考えました。そしてこの花が枯れた後は、土に還すことができるのです。
このような活動を継続していく中で、生徒は命の尊さを自ら考え自ら学びそして答えを出していくのです。反響の大きさに驚きながらも、自問自答しながら現在も活動を展開しています。

敢て私の言葉など必要ないだろうと思い、全文を引用掲載させていただきました。

そして、動画をご紹介したいと思います。

私は今回この動画を見て感じたことは、悲しい・辛い・どうして・なぜ・何とか出来ないのかな・・・という思いでした。

私も4匹の子達を火葬をお願いして見送ってきました。
骨が本当に細くて、白くて、もろい・・
そして、とても軽い・・

でも、失った存在はとても大きく、重い。

この動画の中でたくさんの骨がありました。
でもそれはただの骨ではなく、その骨に「命」が宿っていたという事を、決して忘れてはいけないと、そう感じました。

そして、もうひとつは、その命は病気等で寿命を全うしたのではなく、人間の手によって、気持ちによって、葬り去られた姿であるということも。

 

土に還り花を咲かせた小さな命

もしも、この活動がなければ、苦しんで死んでいった子達は、ごみとして処理されました。
骨になったから、ゴミ。

冷たい言葉です。

でも、この子達は、学生たちの手によってきれいな花を咲かせてくれました。
あんなに苦しめられたのに、死んでもなお、人間の目を癒してくれる花を咲かせるなんて。
その花を見た人がきれいだねって言って微笑んでくれるように、私たちの心を救ってくれるなんて・・・

どうか、動物たちの神様がいるなら、この子達が私たちにくれた癒しや、きれいな花を咲かせてくれたけな気さを、「エラカッタネ」といって頭をなでてあげてほしい。

そんな事を思いました。

 

まとめ

この活動を行ってくれた青森県立三本木農業高等学校の動物科学科愛玩動物研究室の皆さんに、ひとりの愛猫家より、心からありがとうを伝えたいと思います。

そして、一日でも早くみなさんのこの活動の必要がなくなることが、一番のありがとうのお返しになるのだろうと思います。

私も自分に出来る事やっていきたいと、そう思っています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。