こんにちはnorikoです
うちの子たち(チャコ・たく・あや・はな・ゆう)は全員猫草は食べていましたね。
子猫の時は食べませんでしたが、大体6歳位からが多かったかなぁ食べ始めたのは。
その頃から食べた後は吐くという行動パターンでした。
では猫草ってなんなのかを見て行きたいと思います。
目次
猫草とは
猫草はイネ科の植物で葉の先端が尖っていて丈が短いものです。
燕麦(エンバク)や小麦・大麦の若葉が原料です。
特に猫草という種類の草があるわけではなく猫が食べても安全な草で、猫が好んで食べる事から猫草と呼ばれているものです。
栽培方法
栽培方法も簡単で、猫草栽培キットも販売されています。
私が使っていたのは種が小分けになっていて、土も小分けされていてプラスチックの底に穴の開いた四角い鉢も付いていました。
鉢の中に付属の土を半分くらい入れて、その上に種をパラパラと蒔きます。
種同士が重ならないように気をつけながら蒔きます。
そうしたら、また残った土を蒔いた種の上に入れます。
その時ギュッと押さえつけないようにします。
押さえつけると芽が出にくくなりますよ。上に乗せる土はフワッと乗せるといいです。
その後は霧吹きでシュッシュッと土全体に水分が行き渡るように吹き付けます。
水道から直接とか、水差しというのは意外と水が入りすぎちゃいますね。
まんべんなく水をかけるためには霧吹きの方が効果がありますよ。
そうして次にチラシなどで鉢に蓋をします。
発芽するまでは暗室状態がよくその期間は季節によっても違ってきますが、4日~7日位が目安です。
芽が出てきたら蓋を外して室内の陽のあたる場所に置いてください。
水をやりすぎないようにしながら大体3,4日で葉が伸びてきて一週間もすれば葉の長さは10cm前後になります。その長さが一番美味しいようですよ。
うちの子たちは猫草に霧吹きで水を与えた直後にすぐに食べにきました。
水滴が付いていて食べやすいのか、新鮮な食感だったのかわかりませんが、よ~く食べていました。
でも、成長が早く放っておくとすぐにボサボサになってしまい葉は重みでダラ~ンと垂れ下がってしまいます。
ですからそのような状態になる手前で新しい猫草を用意出来るように、予め最初の猫草が7㎝程に伸びた頃に、もう一鉢別に猫草を作っておくといいですね。
一鉢目が食べ終わるだろう頃に次の鉢が出来上がるように時間差で用意しておくと、猫草を切らさずに安心です。
家のはなちゃんです。
この写真のようにチョッと放って置くともうボサボサで伸び放題になってしまいます。
猫草を食べる理由は
なぜ猫草を食べるのか?
実は詳しく研究されていないのではっきりしたことが分かっていないというのが現状です。
でも、猫を飼っている方々からの実体験からほぼ、共通している状態があります。
✅ 毛玉を吐き出すためではないか
✅ 胃腸を整えているのではないか
✅ ビタミンを接種しているのではないか
✅ ストレス解消ではないか
このような理由が最も多いですね。
家の子達も全く同じです。
猫草を食べた後は毛づくろいで飲み込んだ毛を先の尖った草で胃腸を刺激して吐き出す。
この行為をよ~く見ましたよ。
猫草が無い場合は猫ちゃんが草を探す姿もあり、そんな時は「毛を吐きたいのかな」と思い慌てて買いに出かけたものです。
最近は草が出来上がっている状態で(長さ5㎝~7,8㎝位の物)売られているのでそれを買ってくると、すぐに食べ始めました。
猫草で毛玉を吐き出すと言うのは間違いではないような気がしますね。私の感想ですが。
ビタミン接種というところでは、猫草の原料である燕麦(エンバク)にはβグルカンをはじめ、たんぱく質や食物繊維・不飽和脂肪酸・葉酸など健康的な食物というイメージの栄養成分が含まれています。
人間でも食物繊維が豊富で高たんぱく低カロリー等と聞くと、健康にいいと思いますよね。
食物繊維が豊富なのは胃腸の働きを助けますし、葉酸(ビタミンB9)は貧血・神経の疾患予防に。
高齢のねこなどに多くなる消化器系の病気をもつ子には特に与える必要のある栄養素です。
胃腸を整えるという点にも繋がります。
ストレス解消は、どうなんでしょうか・・解消になっているのかいないのかこればっかりはねこちゃんに聞いてみないと・・・ですね。
ひとつあるとすれば、毛玉を胃の中に溜め込んでいることは気持ちが悪いと思うので、その状態がストレスを感じているのではないかと思っています。
猫草を食べる事によって、毛玉を吐き出しそれで胃もスッキリしてそれが元気復活の元になる。
とすれば立派なストレス解消! と、なりませんか?
もしそれが私だったら、ストレスは解消されるわね(笑)
ねこはみんな猫草好き?
では、猫ってどんな子も猫草を食べるのでしょうか?
うちの子たちの場合は、全員食べました。
食べながら上手く草を食いちぎれないのか、顔を左右に振りながら食べてたりしました。
その時にあっちこっちに根元から引き抜かれた猫草が飛び散って、土も飛び散っていましたよ。
全てのねこが猫草好きかと言うと「はいそうです」とは言い切れませんが、私の知る限りの知人・親戚へのリサーチによるとどの猫ちゃんも食べていました。(あくまでも私の周りの猫好きさん達です)
まとめ
ねこは教えた訳ではないのにそこに猫草があると食べています。
そして食べた子は毛玉を吐き出します。
何日かしてまた同じように食べて毛玉を吐き出します。
この繰り返しを何度も見て来ました。
全てのねこちゃんがそうとは言い切れませんが、言えるとすれば猫ちゃんには必要な『草』であるということですね。
毛づくろいを毎日のようにしている猫ちゃんたちは、想像するだけでもその飲み込んだ毛は体の中にあって、便と共に排出する時もあれば体の中に残っている場合もあります。
それを吐き出す手段として使われているのが、この猫草だと思っています。
吐き出した毛玉と一緒に必ず猫草が混じっていますのでその効果はあると思っています。
猫草を食べる習慣のある子は、それが切れていると探したりウロウロ落ち着かない状態になりますので、時間差で栽培しておくといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。