猫のケンカ【外猫と家猫の違い】

猫のケンカ、見た事ありますか? 特に外猫たちのケンカは時として凄まじいですね。(最近は見かけなくなりましたけど)

怖くて近寄れません。

鳴き声というか唸り声や威嚇の時の「シャーッ!!」「フンギャァ!!」等、取っ組み合いになった時には、流血事件になるんじゃないのかと心配になる位ですが・・・

norikoさん
こんにちは。管理人のnorikoです。2020年も半月が過ぎました。年末年始の9連休は長いと思ったけど終わってみればアッという間でした。ここまでの北海道は例年よりは雪⛄が少なく、行動しやすい日が続いていますが、やはり外で暮らさなければいけない猫達にとっては厳しい季節である事は間違いないですね。そんな中逞しく生きていかなくてはならない猫達の間で時として起こるのが「ケンカ」。そして、家猫達にもその「ケンカ」は起きる事があります。環境が違う外猫と家猫ですが、その理由は?なにがきっかけ?

猫がケンカをする理由は

猫にとってのケンカは必要に応じての場合がほとんどです。

 外猫の場合は  縄張り争いメスの奪い合い(発情期)

● 家猫の場合は  先住猫と新入り猫の相性によるものが多いですね。

外猫にも相性はあると思いますが、それよりも優先するべき事が自分の居場所の確保です。

毎日同じ所で寝起きが出来て、食餌が摂れて安心できる居場所(テリトリー)が必要なんですね。

その為には、そこに入って来そうな素振りのある猫がいると、「ここは自分の場所だ!それ以上近づくなよ!」という気持ちで、にらみ合いから始まって、相手がそれでも向かってきそうな時は威嚇し、それでも来るか!という場合に取っ組み合いになります。

 

取っ組み合いになるまでの過程

① にらみ合いから始まる。(この時間が意外と長い)

② どちらも目を逸らさなければ唸りながらゆっくりと近づく。耳は後ろ向きで、尻尾は下を向いて太くなっている。お互いの鼻が付くくらいに顔を近づけて睨み合い威嚇しあう

③ この時点でどちらかが目を逸らしたり、後ずさりしながら離れようとすると降参しました!という合図になり優性にいる猫の方はそれ以上行動は起こさず、その場で相手が去るまで見ている。

④ もしも、降参せずにいた場合は、どちらかが飛びかかりケンカが始まる。

⑤ 取っ組み合いになると、狙いは相手の首や顔、脚。転がってケンカになる。前脚で相手の顔が自分の顔付近を噛まないようにと抑える。後ろ足はキックを行う。

⑥ 取っ組み合っては離れて、鳴きながら目を逸らさずに、尻尾は左右に揺らしている。体の毛が逆立っている。また取っ組み合う。

最後はどちらかが、逃げるか、二度三度睨み合いの末に負けを感じた方が、目を逸らし始め、ゆっくりと後ずさりし始めると、その場を離れてやがて終わりになります。

その後は優劣が付いているので、同じ猫とはその後激しいケンカはしないようになりますね。

 

 

発情期に入るとメス猫を巡ってのオス同士の戦いが起こります。

これも、自分の子孫を残すため。

猫は無用のケンカはしませんし、相手を殺すまで戦うという事はしません。

また、メス猫同士もケンカはしますが、母猫が子猫を守るための手段として、全力を尽くします。

先住猫と新入り猫の相性

一方家猫の場合は、少し違って縄張り争いというよりは、先住猫と新入り猫の優劣争いですね。

 

 

相性が比較的良い組み合わせ😸😸

組み合わせ 理由
親猫と子猫 外猫と違い子猫が大人になっても縄張り争いを行う必要がないので、親子関係は穏やかに長く続きやすいため。
(先)子猫と子猫(新) 月齢が近い子猫同士は遊び相手になりやすいので、兄弟の様に仲良くなりやすい。
(先)成猫メスと成猫オス(新) 避妊・去勢している猫同士はあまりケンカにはならない。顔を合わせた当初はいくらかはありますが、外猫程の激しい縄張りを争うようなケンカにはならないケースが多い。

 

あまり相性が良くない組み合わせ😿😿

組み合わせ 理由
(先)成猫オスと成猫オス(新) 元々持っている縄張り争いの意識があるため、ケンカになりやすい。でも、去勢をしているオス同士は、性格によっては争いごとの無い遊び相手になることもある。
(先)老猫と子猫(新) 静かに過ごしたい高齢猫と遊びたい子猫は、高齢猫の方にストレスを感じる事があり、隠れて出てこないという場合もある。

 

猫は元々群れない動物ですので、単独でも平気なものですが、もし迎え入れるなら相性を考えてみた方がいいですね。

家の場合は、最初の子はオスで一人で成猫になるまで育ちましたが、一時捨てられたオスの子猫が来たことがあるんです。

でも、先住猫はずっと威嚇をしていて、自分が押し入れに隠れて食事も取らないようになりました。

一方子猫の方は先住の子にどんどん近づいて行くのですが、先住の子の鳴き声や目つきが大きく変わって来て、よく吐くようにもなり、その様子が可哀相になって、やむなく子猫には新しく飼い主さんを探すという選択をしましたね。

丁度父の知り合いに猫好きさんがいて、子猫はそのお家に行きました。

後は、一度だけですが、2番目の男の子と、4番目の女の子が激しいケンカをしたことがあります。
走り回って押し入れの狭い所でやってましたね。

でも、ケンカらしいケンカと言えるのはそれくらいで、特に相性が悪て・・という事もなくそれぞれ、それなりに近づいたり、離れたりしながら暮らしましたね。(^-^)

 

先住猫と新入り猫が上手く暮らすには

 

 

ケンカをしている時、

先住猫と新入り猫がケンカをしてたら、まずは先住の子を強く叱らない事が大切ですね。
それと、新入りの子を先に可愛がらない事
可愛がるならまず!先住の子を!

新入りの特に子猫ならついつい構いたくなるし、かわいがりたくもなると思いますが、そんな様子を見ている先住猫ちゃんは寂しいのと、嫉妬を覚えます。

新入り猫をいじめたりするようにもなるので、「自分(先住の子)が一番」という事をしっかり伝えるようにするのがいいですね。

その後で、新入り猫ちゃんをしっかり可愛がってあげる。

そうすれば、猫ちゃん同士もそういうものだという事が解るので安心します。

先住の子が優位に立つというのが上手く行く方法ですね。

どうしても相性が合わないなぁと感じたら、慣れるまでケージを使用するのがいいと思います。

私が行った方法は同じニオイを付けるために、シャンプーを使用しましたね。
シャンプーだから同じにはなるんですが、猫にとってはその同じという処に敵ではないという安心感が生まれるようです。
家に来た新入り猫ちゃんには、まずシャンプーをしたり、洗い流さなくてもいいシャンプーがあるので、それを先住の子と一緒に使ったりしましたね。

ケンカは止めた方がいいのか

外猫の場合は、気が高ぶっているため、止めに入るとケガをするかもしれません。
爪もかなり鋭く尖っている猫が多いですし、手を噛まれる事もありますので、止めに入る事はしない方がいいと思います。

一方家猫の場合は、本気で組み合っている時には外猫と同じように思わぬケガを負う事があります。
あまり激しいのでつい止めさせようと手を出そうものなら、引っ掻かれたりします。
私も経験があるのですが、ケンカに夢中になっているので、飼い主さんであろうがなかろうが、区別はつかないために思い切り爪を立てるので、相当深く引っ掻かれます

痛いですよ。(^-^;

猫ひっかき病
猫に寄生するノミの一種に、バルトネラヘンセレという病原菌があります。外猫・家猫問わず寄生します。唾液の中に分泌するために猫の唾液に触れただけでも感染する場合があります。爪で引っ掻かれる事で、病原菌が体内に入り込み、リンパが腫れるという症状が出ます。全ての人が感染するわけではないのですが、引っ掻かれたらまず消毒をして受診した方がいいですね。
近藤さん
止める方法ってないのかなぁ?

 

どうしてもケンカを止めさせたい時は

これは家猫に限ってですが、ケンカが長引いているような時には、大きな音を出す。
これは結構効果ありますよ。

私が実践したのは、フライパン🍳の裏をすりこ木棒で叩く。でした。

「カ~~~ン!」という少し甲高い音がするので、びっくりして組み合ったままの体勢で、キョトンとしてるんです。
暫くするとまた始まるのですが、再び「カ~~ン!!」という音にびっくり。
それを何度か繰り返すと、組み合った時にパッと見るんですよね。(^-^;

そうやって、ケンカをするとイヤな音がする。という事を覚えさせました。

ただ、ひとつ大事な事は、音を出しているのが飼い主さんであるという事が分からないようにする事です。
それは、飼い主さんに対する恐怖心と不信感を猫達に与えないようにするためなんですね。

その方法とは、猫たちに対して後ろ向きで実行する事です。

正面切って目を見て、となると飼い主さんを見ると「あの音が・・・」という連想をしてしまうので猫たちにとっては、怖い人になってしまうからです。

フライパン🍳を叩いたら、それを隠して、ねこ達の方を見て、どうしたの?って顔で観察すると、疑われずに済むと思いますよ。

「どこからか聞こえて来るイヤな音」「ん?どこ?」という具合に猫達に思われて、やがてはケンカもしなくなると思います。家の場合はそうでしたね。

 

ケンカをする気のない猫の仕草

室内で飼われている猫同士の場合、よく遊んでいるのか、これはケンカに発展するのか?という場面がありますが、そんな時は猫のこんな動作を見た事ありませんか?

どちらかの猫がお腹を見せて、コロンと上向きになっている状態です。

これは、「ケンカする気はないよ」という意志表示ですね。

でも、降参しているような恰好ですが、後ろ足はちゃんと構えているんですよね。
「もし襲ってきたら、キックする用意は出来てるよ」という気持ちの表れです。

猫は優劣がつくと必要以上のケンカはしないものなので、このようにお腹を見せると、優位に立っている猫側は軽い睨みで終わりますね。

 

まとめ

猫はその姿からかわいらしさが先にきて、争うという場面はなるべく見たくないものですが、猫にとっては自分を守るため、子供を守るために行わなければならない、生きるための手段ですね。

でも、ちゃんとルールがあって、殺し合うようなことはしないのが、猫の「ケンカ」ですね。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。