猫の【毛球症】吐き出せない毛玉が体内に残ると起こる病気

norikoさん
こんにちはnorikoです。
今回のテーマは「毛球症」についてです。
近藤さん
毛球症」??何て読むの?
とらちゃん
ぼく知ってます!それは「もうきゅうしょう」と読むのです。
はい。正解です。

では、一体どんな病気なのか?もし病気になったらどうなるのか?を見ていきたいと思います。

毛球症とは

ねこちゃんの日課とも言える日々の毛づくろい(グルーミング)。
あのザラザラとした舌で毛を舐めていきますので、どうしても抜けた毛が口の中に入りますし、それを飲み込むと胃や腸の中に入っていきますよね。

その入り込んだ毛が吐くことによって体の外に排出出来ればいいのですが、それが胃や腸などの消化器官に溜まってしまい、吐き出すことも出来ずまた便と一緒に排泄することも出来なくなってしまう事で起きる病気の事を毛球症と言います。

原因は?

● ブラッシングが足りない

● なんらかのストレスによる

● 病気や高齢の為に吐き出す力が衰えている

上記のような理由が考えらますね。
特に長毛種の猫ちゃんの場合短毛種と比べても毛が絡まりやすいという傾向にあります。

なんといってもねこちゃんの毛づくろいは、寝ている時以外は一日でおおよそトータルで1~3時間弱位はその時間に充てていると言ってもいい程です。(時間に差があるのは猫ちゃんにもよるところが大きいのですが、平均するとこれ位の時間であるということです。)
うちの子達もひとりももれずによく毛づくろいの様子を目にしていました。
毛づくろいの意味
体を清潔に保つストレスを感じたため落ち着かせる体温の調節食後にもよくやりますね。
この毛づくろいをした後は、見ていても感じますがとても落ち着くようで、静かにしている事が多いですね。
前脚をあごの下に充ててじ~っとしていて、そのうち目を閉じて寝ているようです。毛づくろいは精神安定剤のようですね。

毛球症の症状とは

症状としてあげられるのは以下の状態です。

● 食欲不振(または、食べてもすぐ吐き出してしまう)
● 便秘気味
● お腹を触ると嫌がる
● 元気が無くなった
● 吐きそうな様子が見れるが吐けないでいる(ヨダレばかりが出ている)

近藤さん
うちの子達も毛玉をよく吐き出しているけど、でも・・こうなったら・・大変ね・・

 

また、毛球症から起こりうる怖い病気があります。
腸閉塞という病気です。

一度は聞いた事ありますよね?
腸の中にモノが詰まっているとその部分には血液が流れなくなります。
血液が流れないということは、そこが徐々に壊死していくということです。
壊死した部分というのはどうなるかというと、穴が開いてしまいます。

穴が開くと大腸菌(便に含まれている)などの細菌が腸の外に出て行き血液と一緒に体の中を巡り全身に炎症などを起こしたりします。
するとどうなるかというと、最悪死に至ります

これは最悪の場合ですが、覚えておいた方がいいと思い書きました。
ここまで症状が悪化するという理由は、様子が変だけど放置していたという場合です。

腸閉塞になる可能性は、異物を飲み込んだ場合もあります。物が吐き出せずにいるとそこに次に胃の中に入れる食べ物がそこで止まってしまい消化されなくなり、大きくなって腸をふさいでしまうことで起きて来ます。その一因に毛玉も考えられるという事です。

普段から毛玉をよく吐いていたけど最近は吐かなくなったと、それを良かったと捉えるのではなくて、「どうしたんだろう?」と疑問をもってみることですね。

毛づくろいはしているのに、吐かないなぁ、ウンチにも混じってないようだし、口を開けてゲーゲーとしているけど、ヨダレしか出てない
食べなくなってきたし、元気もないし、お腹をさわるとギャッと言って逃げていく・・・「もしかしたら・・・」っと、疑ってみてくださいね。

ねこちゃんは具合が悪くても自分からはなにもいいませんが、必ずサインは出ています
それを見落とさない事が早期発見・回復のため、猫ちゃんのためですね。

毛球症の治療は

重症の場合は外科手術の選択になると思います。
開腹して溜まった毛玉を取り除きます。
ねこちゃんへの負担も大きくなりますね。

その前に出来る事は、毛玉除去剤を用いて様子をみます。
市販のものもありますが、ペースト状になっていてねこちゃんの鼻先や肢の先に着けて舐めさせる方法です。
それを舐める事で胃腸など消化器官に溜まっている毛玉が便と一緒にスムーズに排泄されるという作用をします。

それでもダメな場合は外科手術に踏み切ることになると思います。

毛球症にさせないためには

毛づくろい(グルーミング)をやめさせることはできませんが、口の中に入り込む抜け毛を少なくすることはできます。

それには日頃のブラッシングが大事ですね。
長毛種だと一日3,4回は、短毛種でも一日に1,2回はブラッシングをしてあげてください。

特に換毛期といわれる毛の生え代わりの時期があります。

3月・・・夏が来る前に体を軽くしておくために毛が抜ける。

11月・・・冬が来る前に毛が生えて暖かくする。

この時期は特に念入りにブラッシングをして毛を取り除いてあげるといいです。
放って置くとただお家の中で歩いているだけでもねこちゃんの体から毛がポロポロと抜け落ちていきますし、後ろ足を使って首の周りなどを掻いていてもすごい量の毛が抜け落ちます。抜け落ちるというよりも飛び散っているという方がいいかな。

日々のケア

これは、フードの工夫ですね。
□ヘアボールコントロールのフードがあります。

食物繊維が豊富で便と共に毛玉の排泄を促すフードです。
日頃からそのフードに慣れさせておくと楽かもしませんね。

□毛玉除去剤の活用もあります。

市販の物はペット用品を扱っているお店なら置いてると思いますが、通販でも購入できますので手元に置いてイザという時のためにも備えておくのがいいかと思いますね。
(例 ラキサトーン・スッキリン等)

成分としては油分(ワセリン)・食物繊維・乳酸菌等です。
サプリメントは効用が2種類あって、毛玉を作らせない予防効果のタイプと、毛玉が出来てしまいそれを排泄しやすいように導くタイプです。

油分も食物繊維も体内での吸収はせず、胃腸に溜まった毛玉を滑らせて排泄しやすくします。普段から使い続ける事によって飲み込んだ毛が溜まりにくくなるため、予防として使用するのもいいかと思います。

日頃からよく毛玉を吐いているというねこちゃんが居る場合は、大事になる前に時々舐めさせてその味になれさせることもいいかと思います。
いきなり今日から!となると味になじめないねこちゃんは拒否しますから特に慎重に無理をせずに与える事が大切ですね。

どうしても毛玉を吐き出させたくて強引に口の周りにつけようとしても、慎重なねこちゃんにはちょっと無理かもしれませんね。ねこちゃんにもよりますが。

そうなると今後その除去剤を見るだけで、イヤな事をされると思い逃げますので、徐々に慣れさせる、そして嫌がらせないように少し時間をかけて与える。
そうするためには、まだ毛玉を上手に吐き出している頃から、すこ~しづつ慣れさせるようにした方がいいと思います。
ごく少量からですね。なんでもないのに多めにあたえると下痢を起こすこともありますから、慣れさせるためだけなら毎日ではなくても週に2度くらいごくごく少量からでいい思いますよ。私の体験ですが。

家のはなちゃんです猫草よく食べていました。

□猫草も用意して置くといいですね。

猫草は先端が尖っていて、それが食べた時に胃を刺激して溜まった抜け毛を吐き出しやすくしてくれます。

 

 

 

まとめ

ねこちゃんが飲み込んでしまい便にも出ず、口から吐き出すことも出来ずに胃腸に溜まってしまう事で起こる病気 毛球症

放って置くととても怖いところまで行ってしまう可能性があります。
日頃のブラッシングは大事ですね。

いつも気にかけてあげてねこちゃんに苦しい思いをさせないように気を付けてあげたいですね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。